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【2025/03/14 14:38 】 |
誕生日Yahoo!w

ワショーイw

誕生日Yahoo 誰か祝(ry

というか何で3日の前が誕生日なのだろか

ぐは、w ぐっはああ 2日より15日に(ry

自分の誕生日ナノニ、何故かトリップを晒す自分☜ グハグハグ(ry

#fA:nEwVm◆UnWeEEEEeE
#xxDK_MMZ◆8CnyyyYyYY
#V2mJA8BC◆F9gAAaAaAA

書くことがもう無い!!

よって眠いんで寝る Zzzz..
それでは、

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PR
【2010/03/02 15:52 】 | 未選択 | 有り難いご意見(6) | トラックバック()
やっと
もなちゃとに入れたwww

これで、ほぼ暇じゃなくなるw
いえいww


・・・うん、これだけ(殴

書くこと
これぐらい☟

黒子に似たトリプを発見 KUOK0

#2hx[I~X^◆7tRKUroK0s


んではw(早

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【2010/02/19 18:03 】 | もなちゃと | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
新しくトリップを変更(もなちゃと

いままでは◆ZcUHwHWu7wだったけど、
今度からは、◆RF/XHEaXtU←これにしますのでで

名前トリプ :HEaXtU ヘアッ ☆
もなちゃとに逝けない時はたいがい、クールなかんぷまさつに居るので
会いたいときはかんぷまさつの未来都市に来てらっしゃいww

いちょうURLを貼る
http://cool.moja.jp/kanpu.html

もなちゃとにはIP変えれば入れるかもしれないけど、
めんどくさい。w

だから自然に入れるまでもなちゃとには来ない予定ですスス。

後、たまにこういうトリップ&名 ⇒Meme◆2X2MEMeXxYにする。ので
では

拍手[0回]

【2010/02/17 16:15 】 | もなちゃと | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
何故かもなちゃとに
入れなくなってしまった。w

ヘアッ ☆がもなちゃとに居なくて万歳!と
思う奴は拍手!ww


トリッパーあるけどもなちゃと逝けない。

ぐはw
いつになったら入れるのだろうかww

他の人は入れるのかな?

拍手[3回]

【2010/02/17 16:14 】 | もなちゃと | 有り難いご意見(4) | トラックバック()
もなちゃとが

最近つまらなくなった気がするんだけどな。


入り口は自作の奴らばかりでww
自作て楽しいんか?楽しいんかあ?

楽しくナイヨネ ただの鯖へ負担かけるだけだよね。

後、咲様てもう、俺とは絡まん的なk?
咲様と言っても無視てしまうしw

とりあえず

少しの間 食い逃げから消えようか

まぁいいや

とりあえず・・・(二度

やっぱ普通のもなちゃが一番!!!!!!!1w

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【2010/02/06 12:34 】 | もなちゃと | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
故・臼井儀人さん“最後の遺稿”が掲載され、漫画『クレヨンしんちゃん』遂に最終回

昨年9月、群馬・長野県境の荒船山の山中で亡くなっているのが発見された
漫画家・臼井儀人さんの『クレヨンしんちゃん』“最後の遺稿”が、

5日発売の『月刊まんがタウン』(双葉社)に掲載され、
今回の1126話で最終回となった。

今回は主人公・しんちゃんの母・みさえが腹痛を訴え、
救急車で病院に搬送されるものの、単なる腹痛だったという

同作品らしいコミカルなエピソード。
だが、家族愛に満ちた展開を迎え、
最終回にふさわしいストーリーとなっている。
また、同誌には、「いつ読んでも笑顔を届けてくれる温かい作品を
長きに亘り描き続けてくれた臼井先生に
心から感謝いたします
」という編集部からのメッセージも

掲載されている。


『クレヨンしんちゃん』は1990年に連載開始。
1992年4月にアニメ化され、現在も続く

大ヒットシリーズとなっている。
映画版も次々に公開され、海外でも人気を
博している。そんな中、昨年9月に
登山が趣味であった

臼井さんが荒船山へ単身で登山に出かけたまま、
家族と連絡が途絶え、

後に転落死していたことが判明。

人気漫画家の不慮のを日本中が惜しんだ。作品の継続が話題になる中、
アニメは臼井さんの原作を元に、

引き続き放送を続行。18作目となる映画

『クレヨンしんちゃん超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』は4月17日(土)に

公開されることが決定した。

 臼井さんが描いた漫画版『クレヨンしんちゃん』は、
5日掲載分が最後となるが、

次号の3月5日発売号からは、原案・臼井さん、
作画・相庭健太氏による映画

『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』のコミカライズが掲載。
相庭氏は、
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を
実写でリメイクした
映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の公開の
際に掲載された
特別編『伝説の軍扇をさがせだゾ』も作画を担当している。
しんちゃんの未来の婚約者も
登場するという
『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』がどのように描かれるのか、

今後も『クレヨンしんちゃん』から目が離せない。


漫画のクレヨンしんちゃんよ 


永遠に・・・



提供RSS的な


アニメは続くから良いですよね^^w

漫画とアニメは別だったから アニメは続くと・・・

イイ!w

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【2010/02/05 18:03 】 | news | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
偽セキュリティ対策ソフトの脅威が再び拡大 其の弐

(3)感染時の症状

IPAで入手した「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスを検証したところ、

次のような症状を確認しました。

タスクバーに×マークのアイコンが出現し、
「Your Computer is infected!

(あなたのパソコンはウイルスに感染しています!)」

という警告メッセージがしつこくポップアップ表示される。
突然、「Antivirus Pro 2010」というセキュリティ対策ソフ
トらしき画面が出現し、ウイルスチェックが開始される。
ウイルスチェック終了後、
ウイルスが複数検出されたという嘘の結果が表示され、

駆除するには有償版製品の購入が必要であるという

警告画面が複数表示される。
Windows の「セキュリティセンター」の
画面に似せた英語表記の画面が現れ、セ
キュリティに問題があるように警告し、

有償版製品を購入するように訴える。

これらの症状が図1-4のように一つの画面に表示されて、

最終的にはクレジットカード番号の入力を促されることになります。


2010y02m04d_215047070.jpg

















信頼のおけるウイルス対策ソフトは、このように急に
警告メッセージを出すことはありません。万が一、

使用中のパソコンが、図1-4のような状態になってしまった場合、

「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスに感染している
可能性が高いと言えます。ウイルスに感染してしまった

原因の一つとして、お使いのウイルス対策ソフトが

最新の状態でなかったことが考えられます。しかし、
これらの症状が発生した後で、ウイルス対策ソフトを
最新の状態にして、
ウイルスを駆除しようとしても、最近のウイルスは様々な妨害策を講じ、
駆除されないようにする場合があります。
最新のウイルス対策ソフトを使用しても症状が
治まらない場合は、次項の「(4)事後対策」を

参照してください。



(4)事後対策

最新のウイルス対策ソフトを使用しても症状が治まらない場合、
次に示す「システムの復元」を行ってください。
それでも症状が改善されない場合、
もしくは、「システムの復元」が失敗する場合は、

パソコンの初期化を実施してください。
(a)「システムの復元」による復旧
Windows XPやWindows Vista、Windows 7には、
パソコンの動作が不安定になるなど、
使用に支障がある状態に陥った場合、

以前の状態に戻すことができる「システムの復元」という
機能があります。これはWindowsが自動で定期的に
保存しているシステムの情報を基に、

パソコンの状態を元に戻す機能です。

下記のマイクロソフトのウェブページを参考にして、
「システムの復元」を行ってください。ただし、
復元対象として指定した日から現在までに行った、
アプリケーションソフトウェアのインストール、
アップデートの情報は消えてしまいますので、

これらはシステム復元後に再度実施してください。


(b)パソコンの初期化
パソコンを購入した時の状態に戻す初期化という
作業を実施します。
実際の作業方法は、取扱説明書に記載されている
「購入時の状態に戻す」などの手順に

沿って作業してください。

作業前に、重要なデータの外部媒体
(USBメモリやCD-R、外付けHDDなど)へのバックアップを推奨します。


システムの復元を詳しく知るには
以下のサイトに、ごアクセス頂きたい。


http://jpan.jp/?Windowsxp

↑ はWindows XPのやり方である。


http://support.microsoft.com/kb/934854/ja

↑ はWindows Vistaのやり方(ry

http://jpan.jp/?Windows7

↑はWindows 7 のやり(ry


まあ偽セキュリティ対策ソフト気を付けよう!






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【2010/02/04 22:03 】 | news | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
偽セキュリティ対策ソフトの脅威が再び拡大 其の壱

毎月のIPA(情報処理推進機構)へのウイルス届出において、
「偽セキュリティ対策ソフト」を購入させようとする不正プログラム
(以降、ウイルスとして扱います)の検出数(※)が約1年ぶりに

増加傾向を見せており(図1-1参照)、「偽セキュリティ対策ソフト」の
脅威が再び拡大しつつあると言えます。
「偽セキュリティ対策ソフト」とは、「ウイルスに感染している」といった
嘘の警告メッセージや、偽物の「ウイルス検出画面」を表示させ、
ウイルスを駆除するには有償版の製品が必要であるとして、

購入サイトに誘導するウイルスのことです。
以降で解説する最近の「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスの
手口を確認し、被害を未然に防いでください。
※検出数:ウイルス届出者から寄せられたウイルスの発見数
(個数)の当該月の総合計のこと


2010y02m04d_213604466.jpg



(1)感染の手口


IPAでは最近の「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスの感染の手口として、
下記のような事例を確認しています。
(i)迷惑メールに添付されているファイルを開くことで感染
マイクロソフト社や、実在する有名海外企業を騙った迷惑メールが
広範囲に配布されたことが推察できます(図1-2参照)。メールには、
外部のサイトから「偽セキュリティ対策ソフト」を
ダウンロードするためのウイルス(ダウンローダー)が

埋め込まれたファイルが添付されており、それを開くことで、
利用者が知らないうちに「偽セキュリティ対策ソフト」がインストールされるという
仕組みになっていました(図1-3の【感染の手口1】参照)。

2010y02m04d_213826970.jpg











(ii)不正なスクリプトを埋め込まれたウェブサイトを閲覧することで感染
悪意ある者が、正規のウェブサイトに不正なスクリプト(プログラム)を埋め込んでおき、
利用者がそのウェブサイトを閲覧すると、裏でそのスクリプトが別の不正サイトにアクセスし、
利用者のパソコンに「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスを
ダウンロードさせられてしまうといった被害が確認されています

(図1-3の【感染の手口2】参照)。この場合、利用者のパソコンに導入されている
OSやアプリケーション(Adobe Flash PlayerやAdobe Readerなど)の
脆弱性が悪用されます。


2010y02m04d_213853958.jpg














(2)予防策

「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスの被害を未然に防ぐために、

次の対策を行ってください。
(a)迷惑メールへの対応
「(1)感染の手口」の(i)の事例のような、実在する組織を騙って
メール受信者を信用させようとする迷惑メールへの対処は、
“自分の身に覚えのないメールは開かない”ことです。
特に、そのようなメールの添付ファイルは

ウイルスである可能性が高いため、
絶対に開いてはいけません。場合によっては送信元の組織に連絡をとり、
メールの真偽を確かめることも有効です。
少しでも怪しいと感じたら、細心の注意を払うことがウイルス感染を
予防するための適切な対応です。
(b)脆弱性対策
「(1)感染の手口」の(ii)の事例のように、
正規のウェブサイトを閲覧するだけで、
OSやアプリケーションの脆弱性を突かれて被害に遭う場合があります。
また、ウェブサイトのページを編集しているパソコンに
脆弱性が存在していると、ウェブサイトに不正なスクリプトを
埋め込まれて、ウェブサイトの閲覧者に

被害を与えることにもなりかねません。
予防策は、使用しているOSとアプリケーションを常に最新の状態に更新して、

脆弱性を可能な限り解消しておくことです。
(c)ウイルス対策
上記の個別の予防策に加えて共通した予防策として、

信頼のおけるウイルス対策ソフトを常に最新の状態で使用することが重要です。 
また、これからウイルス対策ソフトを購入する場合は、
信頼のおけるウイルス対策ソフトメーカーの製品を購入してください。
そのためには、インターネットのダウンロード販売で購入せず、

パソコンショップなどでの店頭購入を推奨します。






※画像は全て、高画質ですが、クリックすれば高画質です。

しなければ低画質です。

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【2010/02/04 21:43 】 | news | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
何となく前略を登録してみた
こちら ↓

http://pr.cgiboy.com/15320757/


咲様呼んでも返事は無いのは気のせいかな^^;w

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【2010/02/03 20:38 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ぼくらは“未完成”の「iPad」に期待しすぎていたのだろうか

現地リポートまとめでは、
iPadが登場した意味やそのインパクト、これからの展開について考える。

iPadは出版業界の救世主になれるのか?

iPadはよくできた優秀なデバイスか? あるいは未完の大器のままで終わる製品か?

iPadの正式発表後、さまざまなメディアの報道やコラム、
ブログなどでこの注目の新デバイスの感想や意見が書かれてきた。

では少しビジネス的視点から話を進めてみよう。


どの部分を切り出すかで製品の完成度の見方が変わり、その評価も大きく変化するだろう。

これまで紹介してきた動画を見ても分かるように、
iPadの非常にスムーズでストレスないのUIは、
ハードウェアと内蔵ソフトウェアともに完成度の高さを示している。
iTunes StoreやApp Storeの既存資産もあり、iPod touchの上位互換デバイスとしてみた

iPadはかなり優秀な製品だ。

 だが一方で、期待されていたiBookstoreについての

概要は現時点でほとんど不明であり、
当初うたわれていたほどの「業界の救世主」といった面影はほとんど感じられない。
デモも時間の大部分は基本機能や
App Storeの互換性、アプリのiPad対応のメリットを語るのみで、

iBookstoreなど周辺サービスの整備状況や、

iPadの具体的な利用シーンについての説明は少ない。
こうした点を見ると非常に未完成なデバイスだと感じる。

 EPUB形式をサポートするとは伝えられているものの、
DRMの状況やパートナー各社の対応、
肝心の価格については不明で、
元麻布氏がコラムで指摘するようにコンテンツ部分の透明性確保がなに
より急務だと考えられる。
利用シーンがいま1つアピールできていないのもユーザーが
評価に迷う原因となっており、「でかいiPod touch」というコメントが出てくる結果となる。

●コンテンツ流通における問題

 今回、ジョブズ氏がプレゼンテーションで紹介した

 空港から吹雪に見舞われたニューヨークまでの
過程で見たのは、多くのKindleユーザーだ。
西海岸ではあまり見かけないKindleだが、

片道6時間以上の長い旅のお供や、
電車移動が中心のニューヨーク周辺では必然的に見かける機会が多い。

本好きに電子書籍は潜在的需要が大きいことが分かる。

 また、ニューヨークには多くの大手出版社や新聞社が集まっている。
タイムズスクエアからものの10分や15分もしない距離の一等地に、

名だたる出版社らの巨大ビルが林立している。
広告収入と発行部数の減少で苦境に立つ出版業界が、新たな収益源を探すのも必然といえる。

 こうした大手出版社や新聞社らがAppleとの
提携に積極的だった理由の1つが、
電子ブック市場でのAmazon.comのシェアの
大きさと価格決定力だ。市場シェア6割以上と
2位のソニーを倍近い規模で引き離し、
新刊であっても1冊9.99ドルというKindleルールを決めたのは

Amazon.comだ。

他社は事実上これに対抗する術を持ち合わせておらず、
Amazon.comに対抗するためには「ある程度以上のヒットが見込まれる製品を開発している

Appleと組むのがベター」という判断が元だろう。

 しかし、スペシャルイベント時点で発表されたiBookstoreの
提携パートナーは5社のみで、
内容もいわゆる書籍モノが中心だとみられる。
自ら雑誌配信を模索していたTime Inc.やConde Nast、Hearstなどの

名前は挙がっていない。この配信システムでは、
各社の雑誌はサブスクリプションまたは売り切り型の
従量課金が検討されている。AppleのiPadは、
こうしたシステムのオプションの1つとして扱われ、
Webでの記事の無料公開による売上低迷に苦しむ

出版社を救うものとみられていた。

だが、


現時点でiBookstoreにここまで込み入った話があるようには思えない。

 販売されるiBooksの単価や、

課金方法も課題だ。まず単価については面白い話がある。
Los Angeles Timesがブログの中で、Apple CEOのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏がプレゼンテーション終了後の記者らの質問に答えたコメントに触れている。
インタビューを行っているのはWall Street Journalの
デジタル技術コラムでもおなじみの
ウォルト・モスバーグ(Walt Mossberg)氏で、

その内容は、同じくWSJ内のAll Things Digitalのコラムニストである

カーラ・スウィシャー(Kara Swisher)氏が、自身のブログ「BoomTown」内にビデオとして掲載している。

 ジョブズ氏はモスバーグ氏による電子書籍分野への取り組みについての質問で「出版社らは本心ではAmazonから手を引きたがっている。なぜなら、彼らの関係は幸せではないからだ」と答えており、価格について聞かれると「同じになるだろう」とコメントしている。

 当初のリーク情報では9.99ドルという価格設定に不満を持つ出版社らに対し、Appleは9.99ドルだけでなく、12.99ドルや14.99ドルといった価格オプションも用意し、より広い選択肢を提案していたと言われるが、もしジョブズ氏のコメントが書籍単価を指すのであれば、9.99ドルで横並びということになる。これでどのようにAmazon.comと差別化を行い、出版社らを納得させられる交渉を持っているのか不明だが、電子書籍市場について強気の見通しを持っていることは確かなようだ。

 ひとまず単価の話は置いておくとして、iBookstoreもまたiTunes Storeと同様に、DRMを利用して1冊売り切り型のビジネスを展開するつもりなのだろうか。課金システム自体はすでにAppleが長年運用しているものなので問題ないとして、サブスクリプション形態の課金方法がいまのところAppleに存在しないことと、仮にサブスクリプションがあったとしてどのようにデータ更新を行うかが問題となる。

 例えば、雑誌社や新聞社にとってみればサブスクリプションのほうが安定した収入になるし、定期的に記事を更新できるシステムは、日々ニュースを配信する新聞で特に有効だ。事実、Kindleではサブスクリプションを導入し、Whispernetと呼ばれるネットワーク配信システムを使って、記事をつねに最新の状態に保つことが可能だ。

 一方、iPadはネットワーク接続機能を持つとはいえ、データは基本的にMacまたはPC側でストアすることが前提のため、プッシュ配信で強制的に書き換えるようなシステムには向かない可能性がある。Kindleの電子ブックの実体はオンライン側にあり、Kindleデバイスはあくまでオフラインリーダー的なものだからだ。

●コンテンツ配信もApp Storeで?

 Appleのこれに対する回答は、App Storeにあると思う。同社は無料/有料を問わずにApp Storeで扱うアプリのアプリ内課金を認める方針を出しているが、これを応用するのがまず1つの方法だ。例えば、日本では産経新聞の朝刊がすべて無料で読めるアプリが有名だが、これを利用すると前述のプッシュ配信や柔軟なアプリ内課金が可能になる。

 スペシャルイベントで公開されたNew York Timesリーダーが好例だろう。Webコンテンツへの従量制課金(一定回数まで無料ページを閲覧できるが、規定回数を超えると支払いなしでページが見られなくなる)を発表した同社だが、NYTリーダーは課金を容易にする仕組みとして活用できる。優秀なリーダーアプリであり、コンテンツの差別化が図られているなら十分にビジネスになるだろう。Wall Street Journalのように、オンライン課金とはまた別に、モバイルアプリユーザー用にさらに課金を行う新聞社もある。

 これに関して興味深いと思ったのが、スペシャルイベントで行われたiPadによるWebブラウジングのデモだ。ジョブズ氏がNYTのWebサイトを開いたところ、Flash動画が埋め込まれている部分だけ何も表示されず、「要プラグイン」の青いアイコンだけが表示されていた。その一方で、NYTリーダーの専用アプリを通してみると、おそらくQuicktimeベースの動画プレーヤーが呼び出されるようで、問題なくコンテンツすべてが表示された。iPhone OSでのFlashの動作を認めていないAppleならではの事件といえるが、「複雑でより柔軟なことをしたければアプリを活用してほしい」という同社のメッセージにも見える。

 これはAppleがApp Storeを非常に重視していることを意味している。ゲームやツールはもちろんのこと、MLB.comのアプリのように、本来はWebだけでも大丈夫そうなサービスでさえアプリ化することで、よりApp Storeをアピールしているのではないだろうか。力のある大手はむしろどんどんアプリ作りに参加して、その中でコンテンツを拡充させたほうがメリットがあるかもしれない。

 iBookstoreと並んでiPadで未知数なのが教育市場への浸透だ。教育出版大手としても知られるMcGraw-Hillは、今回のAppleタブレット騒動で最後のリーク情報を流した企業だ。その同社は当然Appleとパートナー交渉を持っていると思われるが、今回は提携企業に名前が挙がっていないどころか、ジョブズ氏は教育分野でのiPadの取り組みについてほとんど何も語っていない。

 これは教育市場を意識していない、あるいはMcGraw-Hillと交渉が決裂したというよりも、いまだ交渉中で先の展開が見えていない状態の可能性がある。iPadの機能アピールを最小限に抑えることで、製品のアピールポイントが拡散することを防いでいた可能性もあるが、電子ブックと並んでむしろまだ発展途上にあると考えたほうが自然かもしれない。

 今回のイベントで感じたのは、リーク情報で「有力なKindle対抗馬」「電子ブックリーダー期待の新星」「教育市場も制覇」といった話が飛び交い、ユーザーやアナリストらの期待が膨らみすぎてしまったのではないか、ということだ。この前評判がマイナスに作用した可能性がある。“未完の大器”というわけではないが、iBookstoreの推移は今後数年をかけて見守っていくべきなのかもしれない。そのとき、iPadはどのような形で市場に残っているだろうか。

●PCとスマートフォンの中間で

 iPadを初めて目にしたとき、実家の両親に触らせたらどうなるかを考えた。2人ともになかなかいい年齢に達しており、本人らも新しいことを覚えるのは苦手だと認めている。当然PCを渡しても最低限の操作しかできず、何かちょっとでもトラブルがあると私がヘルプデスクとして呼び出されることになる。

 もし比較的シンプル化された端末で、直感で操作でき、ある程度以上のことができたらどうだろう。こうした高齢層や教育現場、そしてPCとは縁のやや薄い一般層あたりには需要があるのではないか、などと筆者はいつも考えている。いわゆるPC的な端末の家電バージョンやアプライアンスといったものだ。

 iPadにそんなことを期待してみたが、実際にはiPadはPCコンパニオンの1つという扱いで、基本的に母艦となるデバイス(この場合はMacかWindows PC)が必要だ。データや設定はすべてPC側で保存されており、必要に応じてUSBケーブルで接続してバックアップを取ったり、データを同期したりする必要がある。一方でiPadのサイズではiPhoneにはなり得ないし、iPhone、iPad、Macの3種の神器をそろえて初めてさまざまな生活シーンに対応できるというのがAppleのメッセージだと思う。iPad的なカテゴリの製品が独立したデバイスとして存在するようになるのは、まだ先の話のようだ。

 MacやiPhoneを売るのが前提にあるとはいえ、もう少しデバイス間の依存関係を切り離せないものか。例えば、同期はすべてインターネット経由でも問題ないはずだ。GoogleではAndroid携帯のデータはすべてオンライン側にあり、故障してデータが消失してもいつでも書き戻せるとしているが、アプリなどのデータは引き継がれないため、結局バックアップ用のツールが必要になる。このあたりついてはAppleが買収したLala Mediaの存在をきっかけに、コンテンツがネットワーク側に移動していく世界に期待したい。

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【2010/02/03 16:25 】 | news | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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